日本MAB計画委員会 会議 議事要旨 場所:志賀高原ホテル一乃瀬1階レストラン 日時:平成27年10月7日 18時20分〜19時 出席者:酒井、朱宮、中村、井田、松井、水谷、若松、長谷川(オブザーバー) 資料 1. JBRN大会プログラム資料 (JBRN新規約案、計画委員会新規約) 2. InfoMAB No.41(配布) 3. MAB STRATEGY 2015‐2025 4. Lima行動計画(案) 5. MAB戦略WGレポート(Lima行動計画の意見照会日程) 6. WNBR プログラム案 7. EABRN評価アンケート(松田案) 8. 計画委員長メモ「今後の計画委員会のあり方について」 9. MAB計画委員会(3.23)議事要旨案 報告事項 1.計画委員会とJBRNの規約改正について  (酒井)規約をJBRNの運用主体の変更にあわせて改正した。 (若松)計画委員会のHPにも新しい規約を掲載した 2.新メールリスト「MAB Scientists, Japan」について (酒井)計画委員会以外の科学者の登録が必要になってきた。新メールリストはそのような方も含めて入れるつもりである。具体的には新しい組織を作るということも想定される。とりあえず、メーリングは横国のサーバーにて作成済み。 3.新ウェブサイト mab.main.jpについて (若松)昨年度末に三井物産の助成金を使って、新しい計画委員会のHPを作成した。中身を整えて先日、公開した。表紙の写真は私の手持ちを使っているが、今後皆さんからの写真の提供があれば使いたい。旧HPは10月9日をもって新たな更新を停止するが、しばらくは見られる状態にある。 4.JBRN総会について(資料1) (酒井)みなさん全員出席されたので、お分かりでしょうが、日本ユネスコエコパークネットワークは無事に自治体主体の組織としてリスタートした。 5.ユネスコ国内委員会MAB分科会(5.14,8.24開催)について  (酒井)ユネスコ国内委員会MAB分科会(主査に筑波大学北アフリカ研究所の礒田博子さんが就任。他のメンバーは変わらず。礒田さんはユネスコとのかかわりがある方。 ユネスコ国内委員会MAB分科会を8月24日に、白山、大台ケ原・大峯山・大杉谷、屋久島・口永良部島の3地域のエリア拡張申請の提出に間に合わせるため開催した。大台ケ原・大峯山は、大杉谷を加えて名前が変更になる。次回は11月5日の予定で、概要書を提出した3地域について議論予定。 6.申請地・検討地の活動報告 (酒井)対馬:慎重に進めている。海洋保護区の設置を含めてのゾーニングは魅力的だが、行政がまだ乗り気でない。市長はやる気ではいる。 十和田:なかなか進まず。地元の企業が養豚場を建設する問題が浮上し、ユネスコエコパークとしてはふさわしくない施設との指摘も。市議会により建設拒否となり、計画が無くなる方向に。 (若松)山梨:秩父多摩甲斐国立公園をエコパークにする動き。山梨県が主導。ただし、他県には打診していない。申請書をコンサルに丸投げする模様で非常に危険。知事の選挙公約に入っており3年以内の登録を目指すとしている。 八ヶ岳エリアはジオパークを目指す方向に転換。 (若松)和歌山や妙高にも動きがある。 (酒井)観光に特化しないような農林水産部局、環境部門など、日本基準での考え方を作る必要があるかもしれない。時間が無いので、残りはメーリングで議論を。 7.Info MAB発行について(資料2) (酒井)No.39,40はPDFのみだったが、41は印刷できた。今後は未定。JBRNに譲るのもありか?内容をどうするべきか。 (松井)各BRに海外の事例をわかり易く説明する内容はどうだろうか? (中村)ユネスコエコパークの研究論文のようなものはどうか? (酒井)どのような内容になるかは別にして、少なくとも予算の関係上、計画委員会で来年は発行しないといけない。 (若松)41に載っている有賀さんの話だと計画委員会はInfo MABがきっかけなので、是非とも計画委員会で発行したほうがよいと考えるが。ちなみにJBRNは独自に機関誌を発行する予定のようである。 (酒井)計画委員会のありようも考えないといけない。JBRNができたのをきっかけに考えていく必要がある。 8.国際行事、国内行事報告 ?MAB戦略WG(パリ)(資料3,4、5)Lima行動計画案とその意見照会日程 ?WNBR会議について(資料6)リマで開催ICCは3/18‐19か ?EABRNの総括について(資料7)MAB分科会委員に紹介中(松田の回答案) (酒井)申し訳ないが、時間の都合上説明は割愛させてもらう。 9.その他 ・生態学会行事の検討について (酒井)特に行事は予定していない 審議事項 10.今後の計画委員会のあり方について (酒井)組織の名称はどうするか? いままではEABRNなどで日本の代表のような顔で出席出来たが、今後はそうはいかない。名前については今後議論を開始する。数はある程度管理する必要がある。幹事会のような形を今のメンバーとして新しくメンバーを増やす方向でどうだろうか。 (朱宮)改組しないほうがいいと思う。メーリングと計画委員会はきちんと分けていく必要がある。 (松井?)紹介者がはっきりする。メンバーはだれかわかるようにする。 (酒井)定期的に名簿を送るつもりである。 (朱宮?)各BRに対して組織ベースでの支援チームが必要であり、計画委員会の役割は重要と考える。 (中村)色々なBRのレジデント型の研究者が増えるが、全体を見渡す人が必要だ。いくつかパターンを考えてみる必要がある。 (酒井)営利団体はどうするかも考えないといけないが、組織としての参画もありだと思う。 (以上)